補助金採択の勘所3(革新性)
今回は、補助金における核となる「革新性」について記述したいと思います。
*但し、この革新性の議論が色濃くでる補助金は「ものづくり補助金」といった金額の高い補助金に限られます。「ものづくり補助金」は、革新性に始まり、革新性で着地します。ものづくり補助金を真剣に検討される方は、是非革新性についての議論を深めてください。
「革新性」については、中小サービス事業者の生産性向上のためのガイドライン(H28年2月改訂)に記述されております。そのまま下記に転載します。
上記を複数満たす経営改善策が、中小企業庁にとって革新的と言われております。
(1)「誰に」で言えば、販路の拡大
(2)「何を」で言えば、商品・サービスのポジション取り
(3)「どうやって」で言えば、ITやIot、AIなどの活用
効率の向上は、業務効率か顧客管理の一元化などが挙げられます。
下記に具体的採択事例もとに解説致します。
◯H25年度 ものづくり・商業・サービス革新事業採択案件
(旧)
誰に:手芸を趣味とするヘビーユーザ
何を:ミシンを
どうやって:店舗にて販売する
↓
(革新性)
誰に:「ミシンに興味がある初心者」「ハンドメイドの興味のある方」
何を:ハンドメイドの体験機会を
どうやって:ミシンカフェにて提供する
他にも事例集は掲載されていると思いますので、
下記PDFを参考に各自傾向を分析頂ければ幸いです。
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